097-031 第97回問31 (必須問題 薬理)

2015/12/07

[box style="tip"]GABAトランスアミナーゼ阻害作用を有する抗てんかん薬はどれか。1つ選べ。

1 カルバマゼピン
2 フェニトイン
3 ジアゼパム
4 エトスクシミド
5 バルプロ酸[/box]

[button color="yellow" ]解 5[/button]

抗てんかん薬はその作用機序により、GABA受容体タイプ、Na+チャネル遮断タイプ、T型Ca2+チャネル遮断タイプ、GABAトランスアミナーゼ阻害タイプの大きく4つに分類されます。GABAトランスアミナーゼ阻害タイプの代表的な薬は、バルプロ酸です。よって、正解は 5 です。

カルバマゼピン、フェニトインは、Naチャネル遮断タイプ、ジアゼパムはGABA受容体タイプ、エトスクシミドは、T 型Ca2+チャネル遮断タイプです。

-必須問題, 第97回問題(2012年3月), 薬理

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