097-029 第97回問29 (必須問題 薬理)
2015/12/07
[box style="tip"]終板の持続的脱分極により骨格筋弛緩作用を示すのはどれか。1つ選べ。
1 パンクロニウム
2 ベクロニウム
3 ダントロレン
4 スキサメトニウム
5 A型ボツリヌス毒素[/box]
解 4
[button color="yellow" ]解 4[/button]
バンクロニウム、ベクロニウムは、競合的Nm受容体遮断薬です。ダントロレンは、筋肉の興奮-収縮連関の抑制薬です。スキサメトニウムは、脱分極性筋弛緩薬です。A型ボツリヌス毒素は、アセチルコリンの放出を妨げます。脱分極による骨格筋弛緩作用を示すのは、スキサメトニウムです。よって、正解は 4 です。